関節の種類と動きを覚えていつもの筋トレを格上げしましょう。 解剖学講座Vol.3

公開済み 11月 30, 2014 by motsu in トレーニングの基本, 解剖学講座

筋トレとはある意味「関節を動かす力を強くするためのもの」とも言えます。

元々筋肉が持つ機能として、伸張・収縮によって関節を動かすという意味あります。

ですから自然と筋トレの動作は、関節を動かす動作になってくるのです。
(アイソメトリックは別ですが)

となるとやはり、関節の動き方やその動かし方の名前くらいは知っておきたいところです。
知っておけば、トレーニング本などを読んでも頭に入り方が違ってきます。

今回は筋トレをするにあたって最低限覚えておきたい関節の話です。

関節の種類と分類

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広い意味では骨と骨をつなげているものをすべて関節と言います。
関節と聞くと全て動きそうですが、動かない関節もあります。(不動性関節)

一般的に関節というと動かせる可動性関節を指します。
可動性関節は滑膜性関節とも言います。
骨と骨が向かい合っている面を関節面と言い、関節頭関節窩で出来ています。

可動性関節はその形状によって、球関節・楕円関節・鞍関節・蝶番関節・車軸関節・平面関節・顆状関節に分かれます。
名前でなんとなくイメージできますね。

関節の繋がりを助けてくれているのが靭帯です。

トレーニングしているときにも、今はどの関節が動いていて、その関節の形状までイメージ出来たら良いです。
例えば肩は関節頭と関節窩が半球状になっている球関節なのですが、球関節は最も自由に動く関節です。
サイドレイズをしているときには肩の球関節を動かすイメージでやると、肩に効きやすくなるでしょう。

関節の動きの種類

ここからトレーニング雑誌などでもよく出てくるキーワードを解説します。
ここに書いたもの以外にもあるのですが、基本的なものを抑えていきます。

屈曲・伸展

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まず言葉は覚えておきましょう。
英語だと屈曲はflexion(フレクション)、伸展はextension(エクステンション)です。

動きは、骨と骨の間の角度を小さくするのが屈曲で、大きくするのが伸展です。
これだと分かりにくいので分かりやすく言うと、お腹の方への動きが屈曲で、背中の方への動きが伸展です。
トライセプスエクステンションがそうですね。

内転・外転

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英語で、内転はadduction(アダクション) 、外転はabduction(アブダクション)です。

動きは、体肢(手と足)を体幹に近づける動きを内転、体幹から遠ざける動きを外転といいます。
これもまさに アブダクションというエクササイズがあります。

内旋・外旋

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英語で、内旋はinternal rotation(インターナルローテーション)、外旋はexternal rotation(エクスターナルローテーション)です。

動きは、手足の前面を内側に向ける運動を内旋、外側に向ける運動を外旋といいます。
いわゆるねじる運動です。
ローテーターカフのトレーニングをするときは肩関節を内旋外旋させます。

体幹をねじる運動は回旋と言います。

回内・回外

英語で回内はpronation(プロネイション)、回外はsupination(サスピネイション)です。

動きは、前へならえのポーズをした状態で、手のひらを下に向けるのを回内、上に向けるのを回外といいます。

↓まとめて説明してくれている動画がありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
一気に頭に入れるのは難しいと思いますが、少しずつでも覚えて、この文字を見たら動きがすぐイメージできるようにしたいところです。

最初にも書きましたが、トレーニングの動きはすべてこの関節の動きで出来ています。
単関節種目とか複合関節種目とかありますが、これも上に書いた動きで1つだけ行うものが単関節で2つ以上組み合わせるのが複合関節種目です。

まずはトレーニングしながら、今は◯◯関節を、屈曲しているとか内旋しているとか考えながらやるといいと思います。

次回は筋肉の解剖学講座です。



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