筋肉の大敵!ストレスホルモン「コルチゾール」を撃退しよう。

突然ですが・・・
人は何のために結婚するのでしょう?家族は何のためにいるのでしょう?

悲しいデータがあります。

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ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」の分泌の平均値は職場より家庭にいる時のほうが多かったというのです。

筋肉の成長にはこのコルチゾールを抑えることが結構大事なんです。

コルチゾールとは

まずはコルチゾールの機能について抑えておきましょう。
(ちなみにコルチゾルとかコルチソルとも呼ばれます)

コルチゾールは生命維持に不可欠なホルモンです。
副腎皮質から分泌されるホルモンで、糖質コルチコイドの一種です。
免疫機能の調節や、腱や靭帯の修復、さらに脂肪燃焼の過程を促進するというプラスの側面もあります。

ただし、コルチゾールはカタボリックホルモンです。
カタボリックとは「異化」といわれる状態で、体内の分子を分解する働きをすることです。
当然、筋肉も分解されてしまいます。

逆に「同化」する状態をアナボリックといいます。
アナボリックホルモンの代表は成長ホルモンです。

筋肉を増やすには同化>異化にしないとダメですね。

コルチゾールが増えると?

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コルチゾールのデメリットをまとめると

  • 筋肉の分解
  • 免疫機能の低下
  • 脂肪燃焼の減少
  • 空腹感の増大
  • テストステロンレベルの低下

などが挙げられます。

そして、コルチゾールが上昇する最大の原因は心理的・肉体的ストレスなんです。

コルチゾールを出させるな!

コルチゾールを抑えるポイントは

  • 心理的ストレスを感じないようにする
  • カフェインは夕方以降は控える
  • トレーニングは1時間以内で
  • ダイエットは特に注意

かのマッスル北村氏は、いつもニコニコしていたといいます。
何故かと言うと、ストレスを感じてコルチゾールを出さないようにしていたというわけです。

いつもイライラしているような人では、体も良い反応をしてくれないということですね。

それを意識しているかどうかは知りませんが、いいカラダしている人ってブログとか見ていると確かに精神状態も良さそうな人が多いです。

またコルチゾールは、夜中に周期的に上昇を繰り返し、早朝にピークに達します。
体を目覚めさせる役割もしています。

カフェインはコルチゾールの分泌を促すそうです。
なので、夕方以降はカフェインの摂取は控えたほうが良さそうです。
夜間に分泌される成長ホルモンのジャマをしないようにしましょう。

さらに、上に書いたように肉体的ストレスを感じてもコルチゾールは出ます。
上級者の常に集中した状態は別ですが、あまり長時間のトレーニングは逆効果かもしれません。
時間帯は夕方に1時間がベストでしょう。

最後に、精神的・肉体的ストレスを感じるものといえばダイエットです。

ストレスによってコルチゾールが分泌され、食事制限をしても体脂肪の燃焼が妨げられてしまうこともあります。
極端な方法に走らないように、ダイエットプランをたてることが大切です。

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