30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれ筋肉は衰え、脂肪は増え、体のラインは崩れていきます。
それは自然なことと言えます。
でも、やっぱりカッコいい健康な体と若々しい精神で魅力的に年齢を重ねるほうが絶対にいいと思います。

まずはこの写真を御覧ください。
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いかがでしょうか。
この方、60歳から肉体改造を初めてこの体になりました。
他にもシニアのボディービルダーでも40代からトレーニングを始めたという人もたくさんいます。

筋肉は何歳からでも発達できる

なにも特別な人だから出来ることではないんです。
多くの研究報告で、高齢者でもスタンダートなトレーニングをすれば筋肥大は起こるというものがあります。
なんと86歳〜96歳を対象にした研究でも、週3回3ヶ月トレーニングをしたら9%の筋肥大が起こったそうです。

ただし、高齢者がいきなり高負荷のトレーニングをするのは危険でもあります。
怪我をして余計に体を動かせなくなったら元も子もありません。

低負荷で筋肥大の効果がある方法もあります。
年齢にかかわらず言えることですが、対象の筋肉にしっかり効かせて筋肉を疲労させることが筋肥大には大切なので
低負荷のスロートレーニングなどでも充分に効果があります。

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40歳過ぎそこそこで「もう今さら体を鍛えても遅いでしょ」なんて言っている人でも、全然諦めることはありません。

優先的に鍛えるのは「脚」がいい

加齢にともなって、最も衰えるのは脚の筋肉です。

高齢者が寝たきりになる理由の1つに「転倒」があります。
要は、つまづいたりして転んでしまって骨折などの怪我をしてそのまま歩けなくなってしまうということです。
やまり足腰が弱くなって段差などで思った以上に足があがらなくなってしまうのでしょう。

加齢による筋肉の萎縮を「サルコペニア」といいますが、実は上半身より下半身の方が進行が速いのです。
下半身のほうが筋肉が多いのに、減っていくのが速いとなると恐ろしいですね。

定年退職をして、さあこれからいろいろ旅行にいくぞと思っても、自分の足で歩けないなんてことになったら悲しすぎます。
キングオブエクササイズと言われるスクワットはしっかりやっておきましょう。
むしろ、もう一生続けていきたいですね。

転倒予防の簡単筋トレ―脚を鍛えて若返る! (別冊NHKきょうの健康)
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