初めに断っておきますが、今回の記事は「これが正解」ではなく「こんな方法でもいいんじゃない?」というささやかな提案になります。
その提案というのは、
筋トレを始めたばかりの頃は、大きくしたい筋肉だけ筋トレしてもいいのでは。
ということです。
逆に言えば、やりたくないトレーニングはやらなくていいということです。
筋トレの基本で言うと、筋トレを始めた時はまずは軽い負荷で全身を鍛えるプログラムをやりましょうと言われます。
でも筋トレをやろうと思ったときは、男性ならやはり「上半身に筋肉をつけたい」という人が多いと思います。
胸板を厚くしたいとか、腕を太くしたいとか、肩幅を付けたいとかです。もちろん全体的にデカくしたいという人もいるでしょう。
だったら、そこばっかり筋トレすればいいんです。
胸板を厚くしたいなら胸筋のトレーニングをひたすら続けてみるんです。
一点集中トレーニングです。
一点集中トレーニングのメリット
なぜ一点集中トレーニングをオススメするかの理由を書いていきます。
- モチベーションが保てる
- トレーニングが継続出来る
- 強度が上がって追い込める
- 頻度が上がる
- 効果が見えやすい
- 将来的には全身に気が向く
継続が全て
まず一番の理由は、好きなトレーニングなら続けやすいからです。
筋トレのやり方の基本はここで挙げきれないほどいくつもありますが、導入期の最優先事項は「継続」です。
三日坊主にならないことです。
やり方は二の次です。
人が行動するにはまずは思いがないとです。
言い換えれば明確な目的があれば行動しやすいです。
ですから、まずは「ここに筋肉を付けたい」というピンポイントでも、とりあえず筋トレをやるトリガーになればいいと思います。
強度と頻度を上げる
次に筋トレを始めたばかりの頃は筋肉に対する神経がしっかり通っておらず、筋トレの効果が現れにくいということがあります。
そのため「やってもあまり変わらないじゃん」という気持ちになってしまって、続かないということもあります。
神経を通すためには、筋肉に刺激がいく頻度を上げることです。
まずは最初から欲張って全身をやろうとせず、まずは一番鍛えたい筋肉を集中して筋トレすれば自然と頻度は上がります。
さらに、一回のトレーニングで一部位だけトレーニングすれば何種目かやることになり、強度が上がります。
これをトレーニングごとに部位を変えて行うのが分割法になります。
このように特定の筋肉だけ一点集中でトレーニングを続ければ筋トレの成果が見えてきやすくなるでしょう。
そして筋トレの成果を感じて達成感を得ることが出来たら、もう継続は難しくないはず。
そうなれば、「じゃあ他の筋肉もやってみようかな」とか、「やっぱり全身やらなきゃ」という様になっていくと思います。
まとめ
全身をバランスよくとか、脚のトレーニングは必須だとか言われます。
それはごもっともです。
でも嫌々気分が乗らないトレーニングをやって続かなくなったり、一回こっきりで止めてしまっては無意味です。
自分が現実的に続けられる方法じゃないとダメだと思います。
極端に言うと、最初は筋トレが習慣化できるのであればやりたいようにやればいいということです。