かのアーノルド・シュワルツェネッガーの有名な言葉で
「胸と背中が同時にパンプアップする感覚はSEXより気持ちがいい」というものがあります。
もちろん比喩表現だと思いますが、パンプアップすることの大切さを表現している面もあるのではないでしょうか。
確かにトレーニングした後に筋肉がパンパンに張っていると、その膨張感は気分がいいです。
逆に、調子が悪くて筋肉が張らない時はダメですね。
また、パンプアップした時の体はまだそれだけ自分に伸びしろがあるということです。
なぜ筋肉にパンプアップが必要なのか
一言で言うと、筋肉の発達に効果があるからです。
筋肉が発達するメカニズムは、筋肉にストレスを与えることです。
要は、筋肉を過酷な環境にしてあげることです。
そのストレスにも2種類あります。
一つは、物理的ストレスです。
つまり、筋肉に対して物理的に負荷をかけることです。
筋トレというと、こっちのイメージが強いと思います。
もう一つが、化学的ストレスです。
パンプアップもこっちに属するのですが、筋肉内の酸素濃度や血流や乳酸などの量の変化によって筋肉を苛酷な環境にすることです。
アプローチが違うだけで、どちらも筋肉を苛酷な環境にすることが大切です。
どちらが良い悪いでもなく、両方のストレスを与えるのが良いとされています。
パンプアップさせるテクニック
では実際にどうすれば筋肉をパンプアップさせられるのか。
以下のようなことが挙げられます。
- 筋肉から負荷を抜かない
- スロトレ、加圧トレ
- スーパーセット、ドロップセット
- 水分を充分に摂る
- サプリメント
まず、パンプアップさせたい筋肉に効かせることが第一です。
しかも”じわり”とです。
常に筋肉に力が入っていて、血流が制限された状態で動作することで上に書いた化学的苛酷な環境を生み出すことが出来て、パンプアップに繋がります。
その血流制限のテクニックとして、スロトレや加圧トレーニングがあります。
またスーパーセット法やドロップセット法も効果があります。
スーパーセット・・・拮抗筋のトレーニングを連続して行う。上腕二頭筋のあとに上腕三頭筋のトレーニングを行うなど
ドロップセット・・・ウエイトが挙がらなくなっても、少しずつウエイトを下げていきレップを継続する方法。ピンを変えるだけのマシンがやりやすい。
栄養面に関しては、キーワードは水とアルギニンです。
パンプアップの材料となるのは、血液や水分です。
体内に水分が少ないカラカラの状態だと、パンプアップも起こりにくくなります。
あとは、血行促進してくれるアルギニンを摂取すれば言うことなしです。
NO系サプリメントと言われるものです。
ここまでやれば、はち切れんばかりのパンプアップを起こしていることでしょう。
パンプアップしやすい種目
下の動画のようボディビルなどのコンテストでステージに立つ直前の選手は、バックステージでパンプアップさせています。
共通して言えることは、軽い重量で収縮感のある種目です。
軽いダンベルやケーブルを使ったり、腕立て伏せとかもやっています。
普段のトレーニングに取り入れるなら、鍛えたい部位の最後の種目、3種目目か4種目目に仕上げてとして行うと良いでしょう。
まとめ
パンプアップした姿は未来の自分の姿としてモチベーションにもなります。
成長に限界は無いと信じて頑張りましょう。