筋トレで”リズム”と”テンポ”を意識してみると、なかなかいい感じです。

最近トレーニングで意識していることがあります。

それはトレーニングのリズムとテンポです。

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とにかくリズム感を出して、テンポは一定にしようと思ってます。

ただ10レップ繰り返して1セット終わり。という感じになってしまっていたので「これではいかん」と思い意識してみました。

これがなかなかいい感じなので参考にしていただけると幸いです。

リズムとテンポの違い

リズムとテンポって何となく感覚的には同じように聞こえますが、意味は全然違います。

まず分かりやすいテンポから先に説明すると、

テンポは早さのことです。

テンポ≠スピードです。

筋トレで言うと、1セット10レップやるとしたら、1レップごとの速度。

1・・・2・・・3・・・4・・・とやるか

1・2・3・4とやるかという違いです。

 

一方リズムは、規則性です。

四拍子とか三拍子とかもそうですし、ワルツとかタンゴとかもリズムです。

「ドン、カッ、ドン、カッ」は四拍子で、「ドン、ドン、カッ、ドン、ドン、カッ」は三拍子です。

筋トレで言うと、ウエイトを上げ下ろしするリズムや、関節を曲げ伸ばしするリズムになります。

リズムとテンポを意識すると良いこと

では、実際に筋トレでリズムとテンポを意識するメリットはなんでしょうか。

  • 科学的刺激が入りやすい
  • コントロールできるウエイトで出来る
  • トレーニング姿が様になる
  • トレーニングがちょっと楽しくなる

科学的刺激が入りやすい

まず、テンポを速くするか遅くするかの違いです。

速くするのはクイックトレーニングになり、特に切り返しのスピードを速くすると筋肉に瞬間的に大きな負荷がかかります。
瞬発力を高めるためには欠かせないトレーニングです。

ただし、筋肥大という観点でいうとあまり効果が期待できません。

遅くするとスロートレーニングです。

こちらは筋肥大には効果大です。
ゆっくり動作することで血流が悪くなり、筋肉に乳酸や水素イオンなどの代謝物がたまりやすくなります。
成長ホルモンも分泌が活性化します。

結果、低負荷でも筋肥大効果が高くなります。

クイックとスローの組み合わせ方は、先にクイック→スローです。

最初にクイックで強い力学的ストレスをかけて、次にスロトレで科学的刺激を与えてあげましょう。

コントロールできるウエイトで出来る

リズム感を出すには絶対に正しいフォームで行うことが前提です。

リズムやテンポを意識すると、必然的に無理のある重量は使用しなくなります。

無理のある重量だと、どうしてもウエイトに持って行かれてリズム感が出せないからです。

ウエイトを振り回してのリズム感ではありません。

トレーニング姿が様になる

トレーニング初心者を卒業すると、それぞれの個性やペースが出てきます。

その人なりのリズムやテンポがあります。

これが出てくるとこなれ感が出るのでトレーニング姿も様になるでしょう。

トレーニングがちょっと楽しくなる

音楽を聴きながら運動すると効果が上がるという研究結果もあります。

実際に音楽を聴いていなくても、体の中でビートを刻んでいると同じことです。

いつものトレーニングが少し違うものになります。

実際に音楽を聴きながらトレーニングしている人は、プレイリストでテンポが同じものを作ったほうがいいでしょう。
iTunesだとBPM(ビート パー ミニッツ)というのがあります。

メトロノームとか使いながらトレーニングすると意外といいかもですね。