筋トレ中に飲むならコレ!EAAとBCAAの違いと選び方【初心者がハマりがちな落とし穴も解説】

「EAAとBCAA、どっちを選べばいいのか分からない…」

筋トレを始めたばかりの30〜40代男性が悩みやすいのが、トレーニング中のサプリ選び。特に“アミノ酸系”と呼ばれるEAAとBCAAは、名前も効果も似ていて混乱しやすいポイントです。

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この記事では、筋肥大を目的とする初心者に向けて、EAAとBCAAの違いを科学的根拠とともに分かりやすく解説。さらに、目的別の使い分けやおすすめ商品、飲むタイミングの注意点まで詳しくお伝えします。

「何となく飲んでいた」から「自信を持って選べる」へ。あなたの筋トレ効果を最大化するヒントを、この記事から見つけてください。

EAAとBCAAとは?それぞれの正体と働き

まずはそれぞれのアミノ酸サプリが、どんな働きを持つのかを理解しておきましょう。どちらも「筋肉に良い」とされますが、決定的に違うのはその成分の数と範囲です。

BCAA(分岐鎖アミノ酸)とは

BCAAとは、筋肉に多く存在し、エネルギー源として使われやすいアミノ酸である「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3種類を指します。特にロイシンには筋タンパク質の合成をスイッチオンにする役割があり、トレーニング中の摂取で筋分解の抑制や集中力の維持が期待できます。

飲んで30分ほどで血中アミノ酸濃度が上昇するため、即効性が高いのも魅力です。

EAA(必須アミノ酸)とは

EAAは「Essential Amino Acids」の略で、9種類の必須アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、トリプトファン)をすべて含むサプリメントです。

これらのアミノ酸は体内で合成できないため、食事やサプリから摂取する必要があります。筋タンパク質の材料として必須であり、BCAAよりも広範囲な栄養補給が可能です。

つまり、EAAはBCAAの上位互換的な存在といえます。

筋肥大に効果的なのはどっち?

筋肉を大きくしたい30〜40代の男性初心者にとって、どちらが本当に効果的なのでしょうか?

結論から言えば、筋肥大が目的であれば「EAA」が最も推奨される選択肢です。その理由は主に以下の3点にあります。

① 筋タンパク質の合成に必要な材料が揃っている

筋肉を作るには、単に「スイッチを入れる」だけでは不十分です。材料(=アミノ酸)が揃って初めて筋肉は作られます。

BCAAは「合成スイッチを入れる」役割を果たしますが、他の必須アミノ酸が不足していれば、合成が途中で止まってしまうリスクがあります。EAAは材料すべてを含んでいるため、スイッチを入れるだけでなく、筋肉を作るための素材も提供できるのです。

② 科学的な裏付け

たとえば、Churchward-Venne et al.(2012年)の研究では、若年男性にEAAとBCAAをそれぞれ摂取させた結果、EAA群の方が筋タンパク質合成率が高かったという報告があります。

また、EAAは空腹時の摂取でも血中アミノ酸濃度を急上昇させ、筋分解を抑える効果が認められています。筋肉を守りつつ増やしたい初心者にはうってつけです。

③ 体重増加と回復促進にも好影響

筋肥大を支えるのは、トレーニング・栄養・休養のバランスです。EAAはこのうち栄養と回復の両面で効果を発揮します。特に30〜40代では、若い頃と違って筋肉の合成スピードがやや鈍るため、回復を助けるサポートサプリとしての役割も重要です。

初心者がハマりがちな落とし穴3選

ここで、よくある誤解やミスを押さえておきましょう。「サプリ選びを間違える」だけで、せっかくの努力が結果につながらないこともあるのです。

① BCAAだけで筋肥大できると思っている

BCAAは確かに効果的なサプリですが、あくまでEAAの一部です。筋肥大には全ての必須アミノ酸が必要であり、BCAAだけでは不十分。筋肥大を本気で目指すなら、EAAの方が合理的です。

② トレ中ドリンクを「なんとなく」で選ぶ

「みんな飲んでるから自分も飲んでみよう」という気持ちは悪くありませんが、それが「ただの気休め」になってしまうこともあります。サプリは目的に応じて選ぶことが大前提です。

③ 食事や睡眠よりもサプリを重視してしまう

サプリはあくまで補助です。トレ後のプロテイン・バランスのとれた食事・しっかりした睡眠の上に成り立つもの。EAAやBCAAに過度な期待を寄せすぎるのは、逆効果にもなり得ます。

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目的別!EAAとBCAAの賢い使い分け

それでは、どういった場面でどちらを選べばいいのか?あなたのトレーニングスタイルに合わせた指針を見ていきましょう。

▶ 筋肥大を最優先したい人 → EAA

EAAは筋肉合成に必要な9種の必須アミノ酸をカバー。トレーニング前・中・後いずれにも使える万能型です。

▶ 空腹状態でのトレーニングが多い人 → EAA

朝トレ派や、食間が空いてしまう人におすすめ。筋分解を防ぎ、代謝もサポートします。

▶ 価格を抑えたい・トレ中の集中力維持が目的 → BCAA

1回あたりのコストが安く、味も豊富で飲みやすい。トレ中ドリンクとしての使用にぴったりです。

Amazonで買えるおすすめEAA&BCAA【初心者でも選びやすい】

ここでは、評価が高く、初心者にも扱いやすいEAAとBCAAを1つずつご紹介します。

■ EAAおすすめ:バルクスポーツ EAA

国内ブランドながら、海外製品に負けないアミノ酸のバランスと吸収スピードが魅力。甘さ控えめで飲みやすく、人工甘味料が苦手な人でも安心です。

おすすめポイント:

  • 9種類すべての必須アミノ酸をバランスよく配合
  • トレ前・トレ中・空腹時と幅広く使える
  • 溶けやすく、味のバリエーションも豊富

■ BCAAおすすめ:エクステンド(XTEND) BCAA

アメリカ発の定番ブランド。グルタミン・電解質・ビタミンB6も配合されており、トレ中の集中力キープやパフォーマンス維持に強い味方です。

おすすめポイント:

  • ロイシン高配合で筋タンパク合成をサポート
  • 爽やかなフレーバーでゴクゴク飲める
  • 1杯あたり約100円とコスパも◎

飲み方と摂取タイミングの目安

せっかく良いサプリを選んでも、飲むタイミングを間違えると効果は半減します。以下を参考に、筋トレの流れに合わせた摂取を心がけましょう。

【EAAの摂取タイミング】

  • トレーニング30分前:空腹時や朝トレの前におすすめ。筋分解を抑制。
  • トレーニング中:エネルギー補給と集中力維持のサポート。
  • 間食代わり:食事と食事の間でのアミノ酸補給として。

【BCAAの摂取タイミング】

  • トレーニング中:集中力アップ・パフォーマンス維持に最適。
  • 運動前の時間がないとき:手軽にエネルギー補給。

Q&A|初心者のよくある質問に答えます

Q. EAAとプロテインは併用しても大丈夫?

はい、問題ありません。むしろ併用がおすすめです。EAAは即吸収型のアミノ酸、プロテインは持続的なタンパク質供給源。タイミングをずらして摂ることで、より長時間筋合成が促進されます。

Q. サプリを飲むと太ることはありますか?

サプリ自体のカロリーは非常に低く、1回あたり5〜20kcal程度です。むしろ筋肉が増えることで代謝が上がり、太りにくい体に近づきます。

Q. 女性が飲んでも問題ありませんか?

もちろんOKです。筋肉の合成や回復を目的とするなら、男女問わず有効です。ただし、過剰摂取は控え、1回10g前後を目安にしましょう。

まとめ|目的とタイミングを理解して選ぶのが成功のカギ

EAAとBCAAは、どちらも筋トレ初心者にとって心強い味方です。しかし、その役割や効果には明確な違いがあります。

筋肥大を目的とするならEAAパフォーマンス維持やコスト重視ならBCAAと、それぞれの特性を理解して使い分けることが、トレーニング効果を最大化する鍵です。

30代・40代から筋トレを始めたあなたにとって、「何を飲むか」は「どう鍛えるか」と同じくらい重要です。

今すぐAmazonであなたにぴったりのEAA・BCAAを選んで、次のトレーニングに備えましょう!