はじめに言っておくと、人間は食べなければ痩せます。
幼稚園児でも分かっているはずです。
でもですね、私の周りにはこう言う人がいるんです。
「食べてないのに痩せない」と──
んなはずないわとツッコミたくなるところですが、その気持ちは分からなくもありません。
ダイエットしていると正気を失いますからね。
「こんなに頑張っているのにどうして成果が出ないんだ!」ということです。
ダイエットという苦労に対しての対価を得たいんです。
というわけでどうしてこんな発言が出てくるのか推測してみたら以下の3パターンの分けられるのではないかと思ってます。
1.実は痩せてる
おそらく一番多いパターンは、本当は痩せているのに痩せてないと思っている人です。
ことダイエットに関しては、我々は早くに成果を求めがちです。
筋トレや美容など体のことに関してはすべてに言えることかもしれません。
いきなり3日間断食したとかなら話は別ですが、少し食事を減らしたくらいのダイエット数日で痩せないと嘆くのは焦りすぎです。
あるあるなのが、前日あまり食べてなくて翌朝「結構減ってるんじゃない?」とワクワクして体重を測ったらなぜか増えてるという。。。
がっかりしますよね、ダイエットなんてもういいやって心が折れちゃうかもしれません。
でもちょっと冷静になりましょう。
本当に食べてないなら、痩せないなんてありえません。
月火水の平均と木金土と平均を比べると木金土のほうが減っているとしたらそれは成功のステップを歩んでます。
先週の平均より今週の平均は1キロ減っているかもしれません。
一日一日の体重で一喜一憂しないほうがいいです。
長い目で見て一歩ずつ進んでいきましょう。
ダイエットにおいて大事なことは計画とモニタリングです。
最低でも2ヶ月、できれば3ヶ月くらいかけて現実的なダイエット計画を立てましょう。
2.実は食べてる
2つ目は、自分では食べてないと思っているけど実は結構食べちゃってるパターンです。
満足感や栄養のないものを食べてカロリーだけは摂ってしまってます。
このパターンは女性に多いように思います。
ちゃんとした食事を摂ってないので食べた気はしてないんですが、ジュースを飲んだりお菓子をちょこちょことつまんだりして結果カロリーオーバー状態。
スタバのフラペチーノなんて焼き魚定食と同じくらいのカロリーがあります。
だったら、朝昼晩普通に食事したほうが良いです。
あとこれは男性の同僚から聞いたのですが、仕事がある平日はあまり食べてないけど週末はがっつり食べちゃうというパターン。
お昼は子供とマクドナルドで夜も家族で外食みたいな。
これも週単位で見ると充分に食べちゃってます。
食べる内容を見直して、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの栄養をしっかり摂るようにしたいですね。
栄養をちゃんと摂れていると、脳は「栄養が足りている」と判断して食事量が減らせるそうです。
逆に、運動しているけど痩せないという人はこちらの本がおすすめ。
3.痩せにくくなっている
3つ目は、痩せにくい体質になっているパターンです。
これは主に加齢によるものです。
加齢によって、筋肉が減って代謝が低下し、さらに成長ホルモンも出なくなっていくので太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
この影響は結構デカイです。
ダイエットで食事を減らすことで更に拍車がかかります。
おっさんなら亜鉛摂るといいです。亜鉛は成長ホルモンとかテストステロンを作るために必要になります。
一番の解決法は筋トレです。
って話をすると「あー筋トレか。。。」てな感じで顔をしかめる人が多いんです。
でもみんな筋トレとか運動もやったほうがいいとは頭では分かっているんですよね。
もちろん食事制限のほうが確実です。
でも運動も重要なんです。
両方やるんです。
解決法の正解が出ているのであとはやるかやらないかだけです。
やったもんがちです。
まとめ
最後は結局筋トレ推奨の流れになってしまいました。
あしからず。
要は、体重が数百グラムや体脂肪がコンマ数%なんて誤差の範囲です。
食習慣を変えれば勝手に痩せていきますよ。