筋トレはその人のレベルによってやり方が大きく違うものです。
最初から上手く出来る人なんていません。
出来るかどうかは置いておいて、上級者と初心者が同じメニューをこなしたとしても、微妙な動作や感覚の違いがあるのでまったく意味が違ったものだったり結果にも違いが出てきます。
効率ばかり追うのは良くない
まず言いたいのは、最初から効率ばかりを求めてしまうのはいかがなものか。ということです。
筋トレでいう「効率」とは、いわゆる意識的に効かせるトレーニングです。
短時間、低重量のトレーニングで筋肉を発達させられれば効率の良いトレーニングと言えます。
理想といえば理想ですね。
ですからもちろん効かせるのは超大事です。
毎回少しでも効かせようとトレーニングを続けることで上達していくと思います。
実際、トレーニングがベテランになると効かせるテクニックが付いてきて、軽い重量でも効くようになります。
でもそれはあくまでも膨大な量をこなした上で身に付いたテクニックです。
今ではバッキバキの筋肉を持っている多くの人も始めた頃は、前回のトレーニングより少しでも重量を増やしていくという気持ちで、実際にそうしてきているはずです。
何十年もトレーニング経験がある日本屈指のボディビルダーでさえも、この考え方で続けている方だっています。
自分の中の限界を超えましょう。
とにかくたくさんやる
ある研究結果では、スポーツや楽器などが上達する要素は、素質は関係なく練習に費やした時間だけで決まるという報告もあるそうです。
筋肉の発達に関して言うと、素質が占める部分も確かにありますが、それが費やした時間やトレーニングした量以上であることはないでしょう。
なかなか筋肉が付かないという人は、単純にトレーニング量を増やすという方法もあります。
週に1回とか2回やっているものを、3回、4回に増やします。
量をこなすことで見えてくるものもあります。
スポーツの世界でも一流の選手の多くは練習の虫だといいます。
イチロー、本田、錦織だって皆そうです。
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Q&Aサイトなどで「筋トレは毎日やるべきか否か」という質問がありますが、最近は「やらなくていい」という回答が多いです。
それは超回復理論に基づいた回答であり、間違ってはいないと思うのですが、最初のうちは余程ヒドイ筋肉痛がない限り別に毎日やってもいいと思います。
昔はやればやるほどいいと言われていた時代もあって、その当時のボディビルダーのトレーニングが今でも参考にされることもあります。
単純に量を増やす→上達して筋肉が付く→面白くなってまた量を増やす→筋肉が付く・・・というサイクルになれば良いです。
ダイエットにも似た考え方が言える
ダイエットをする時にも同じようなことが言えます。
特にダイエットに関しては情報が氾濫しているので、
「この方法がいい」とか「実はあの方法は良くない」とか考えすぎになってしまいがちです。
ダイエットを始める前からリバウンドとか色んな心配ばかりして、本気の一歩が踏み出せない人もいますが、自分で少し勉強してどれか一つの方法をやりきってみるべきです。
やりきって痩せられた後の自分は、以前の自分と違っているのでそれからは人生観やライフスタイルや変わってしまいます。
実際に大きなダイエットに成功した人はこのパターンが多いです。
最後に
そもそも「効率化」の意味は「無駄な作業をなくす」ということです。
私も仕事で「業務効率化」とか耳にタコが出来るくらい聞いています。
多くの会社でも同じではないでしょうか。
カラダの事は分からないことが多いので、筋肉の発達にとってなにが効率が良いのか分からないです。
まずは考えずにひたすらやってみて、成果が出て好きになってさらにやる、みたいなループになるとベストです。
では以上です。
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