筋肉の発達を妨げる遺伝子ミオスタチン!抑える方法は?

いきなりですが、人の体というのは不思議ですね。

私達が一生懸命筋トレして、筋肥大をさせたいにもかかわらず、それを抑え込んでしまう遺伝子があります。

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それが「ミオスタチン」です。

このミオスタチンを抑えることが出来たら筋肉の成長を加速できるのではないでしょうか?

ということで今回のネタはミオスタチンです。

なぜミオスタチンがあるのか

なぜミオスタチンのような遺伝子があるのでしょうか?

答えは、人間にとって過剰な筋肉は必要ないからです。

ミオスタチンの働きは、「筋タンパク合成の低下・筋タンパク分解の亢進」です。

つまり、筋肉の材料であるタンパク質を筋肉にもっていかれないようにしちゃうんです^^;
困ったもんですね。

でもミオスタチンなりに大事な働きをしてくれています。

タンパク質は人間とにとっては一番大事な栄養素とされています。
筋肉以外にも、皮膚や内臓などでもたくさん必要です。

人の体で水の次に多く、人の体はほとんど水とタンパク質で出来ていると言っても過言ではないでしょう。

その大事なタンパク質を、大して必要でもない筋肉に奪われるのを阻止しようとするのがミオスタチンです。

「タンパク質は、他に優先的に使うとこあるでしょ。じゃあそっちに振り分けまーす。」みたいなことです。

ミオスタチンを減らしたい人達

確かに普通に歩いたり、ちょっと重いものを持つくらいなら筋肉はあまり要らないですからね。
狩猟をしていた時代ならまだしも、文明が発達した現代社会ならなおのことです。

でも過剰な筋肉が必要な人達がいます。
それがボディビルダーやアスリートです。
彼らは過剰な筋肉や筋力を欲してます。

そんな人達にとってはミオスタチンは許しがたき存在ですね。

生まれつきミオスタチンが少ない人がいる

ごくまれに生まれつきミオスタチンがあまり働かない人もいるようです。

医学的には、“ミオスタチン関連筋肉肥大”と言われ、赤ちゃんのときから見た目が筋肉質で、運動能力向上も非常に高いんだそうです。

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代謝も異常に高いので、食べまくるみたいですね。

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ミオスタチンを抑える方法は?

ミオスタチンさんはちゃんと働いてくれているのは分かりましたが、筋肉をつけたい時にはあまり頑張ってほしくないですね。

どうやってミオスタチンを抑えればいいかも調べてみました。

ミオスタチンはトレーニングで減らせる

ミオスタチンをあまり活躍させないようにするには、トレーニングをすることです。
トレーニングすることで、ミオスタチンの経路を抑えられます。

様々な経路でミオスタチンが抑えられるのですが、例えばトレーニングすることで男性ホルモンのテストステロンの分泌が促進されることだったりです。

だからトレーニングが習慣になっている人にはあまり気にしなくていいかもしれませんね。

HMBやクレアチンでミオスタチンを抑える

トレーニングにプラスして、さらにミオスタチンを抑えるには栄養面です。

代表的なのは、エルゴジェニックエイドであるHMBやクレアチンなどのサプリメントです。

これらは筋トレ上級者では摂っている人が結構多いようですね。

まとめ

ミオスタチンなどについて調べると、やはり筋肉は素質に影響される部分が大きいと感じざるを得ません。

自分なりに楽しくボディメイクしていくのが一番ですね!