子供の頃にどのように過ごすかでその後の一生が決まるといっても過言ではありません。
特に体や運動に関しては大きな影響があります。
年齢に合った筋トレ(運動)のことを調べてみました。
筋トレと身長
まず、成長期の筋トレと言うと思い浮かぶのは「身長が伸びなくなる」ということではないでしょうか。
これは以前も書きましたが(筋トレをしすぎたら背が伸びなくなる?)実はただの都市伝説で科学的、統計的な根拠はありません。
むしろ、筋トレは成長ホルモンを分泌するし体づくりによい影響があるのでどんどんやりましょうという説もあります。
ただし、間違ったフォームやあまりに高強度のトレーニングはやってはいけません。
身長を伸ばすためのトレーニング
ではどんな身長を伸ばすためにはどうすればいいのでしょう。
絶対条件は「栄養」「運動」「睡眠」です。
たくさん食べて、たくさん遊んで、たくさん寝るということです。
実際子供の頃を思い出すと、身長が高くなった人はこれを実践してました。
中でも身長を伸ばす運動の注意点は
- 全身をまんべんなくトレーニングする。
- ジャンプなど縦の動きを多くする。
- 負荷をかけ過ぎない。
といったところです。
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年齢に応じたトレーニングを
小学校低学年と高校生が同じメニューでトレーニングしてはいけません。
その時期に合わせて適切な運動があります。
こちらを参考にさせていただきました。
1,プレ・ゴールデンエイジ 5歳〜8歳 ・・・ 神経系を鍛える。
この時期にいわゆる「運動神経」が決まります。
とにかく多彩な動きをすることが大切です。
スポーツに限らず遊びも全身を使うようにします。
2.ゴールデンエイジ 9歳〜12歳 ・・・ 動作を覚える。
プレ・ゴールデンエイジでしっかり神経を鍛えておくことで、この時期にスポーツに必要な動作(スキル)を習得します。
3.ポストゴールデンエイジ 13歳〜16歳 ・・・ 持久力を鍛える。
発育のスパートを迎え、ホルモンの分泌が盛んになります。
呼吸・循環器系も発育するので有酸素運動をたくさんやって持久力を鍛えます。
4.高校生 16歳〜18歳 ・・・ フィジカルを鍛える。
この時期は体も出来上がってきて、さらに骨格筋が発育します。
筋トレで瞬発力や力強さを鍛えます。
余談ですが東大生がやっていた習い事で一番多いのは「スイミング」だそうです。
一般平均が20%なのに対して東大生は60%もいたそうです。
スイミングスクールの階級制度が競争意識を鍛えるとのことでしたが、
水泳の全身運動で神経系が鍛えられるというのもあるのでないかと思います。
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