トレーニングをしている人であれば「パンプアップ」という言葉を聞いたことがあると思います。
パンプとは英語で”Pump”で、日本語ではポンプと言ったほうが馴染みがあるでしょう。
あの空気入れのポンプです。
つまりパンプアップとは「空気を入れてふくらます」という意味です。
筋肉が空気を入れてふくらんだように肥大化しているのでこう呼ぶようになったようです。
一時的ですが、腕とかなら周囲が2,3センチも大きくなるとこもあります。

パンプアップの方法

言葉ではパンプアップといいますが、実際に筋肉に空気が入っているわけではありません。
結論から言うとパンプアップしているときは筋肉が水ぶくれのような状態になっています。
まず、パンプアップが起きやすい方法を説明しておきます。
ポイントは低負荷・高回数のトレーニングです。
低負荷・高回数のエクササイズで筋肉を疲労させるとパンプアップは起こります。
例えば、胸であれば腕立て伏せ、腕なら軽いダンベルでアームカールなどです。

パンプアップのしくみ

ではなぜ、このようなエクササイズをするとパンプアップが起こるのでしょうか。
以下の様なメカニズムが起きてます。

  1. 筋肉が疲労する。(筋肉が血流を圧迫している状態)
  2. 筋肉から乳酸や二酸化炭素などの代謝産物がでてくる。
  3. この代謝産物が毛細血管に水分を通しやすくして、動脈が拡張する。
  4. 筋肉の収縮が終わると③で水分が通しやすくなっているので血液が一気に流れこむ。

ざっくり言うとこんな感じです。
ホースを指でつまんだ時を思い出してください。
筋トレしている時がつまんでいる状態で、筋トレが終わると指を離したみたいなイメージです。

パンプアップしたほうがいいの?

答えはYESです。
ただし、パンプアップと筋肥大の直接的な関係は研究中です。
それでもパンプアップが起きていることでターゲットの筋肉に効かせられている証拠にはなります。

ボディービルダーやモデルなど人前で体を見せる場合は、事前にパンプアップをすることが多いです。
しかし、パンプアップ中はその筋肉の動きを悪くしてパワーも落ちてしまいます。
ですからスポーツの前などはやめたほうがいいでしょう。

最近の研究ではこのパンプアップを利用して、筋量増加に効果をあげるトレーニング方法が出てきています。それが「加圧トレーニング」です。
加圧トレーニングとは、ターゲットの筋肉に血液が流れないようにバンドを巻いた状態でトレーニングをします。
より圧迫させて局所性貧血を起こしてパンプアップの強烈版をわざと作ります。
実際効果が出るようですが、自己流でやるのは危険なので専門家のもとでやりましょう。

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