トレーニングに慣れてくると筋肉痛が起こりにくくなります。
翌日に筋肉痛がないと不安に感じてしまうことがあるかもしれません。
確かに、筋肉の損傷は筋肉づくりには大切です。
しかし筋肉痛が絶対条件ではありません。
筋肉痛のメカニズム
筋肉痛の正式名称は”遅発性筋肉痛”と言います。
これは筋肉に強い負荷がかかると、筋肉の中のミオシンとアクチンというタンパク質が引き裂かれます。
同時に筋繊維を破壊して筋肉が損傷して炎症を起こします。
それが痛みを感じることになるのです。
筋肉痛を起こすには
筋肉の成長させるためには筋肉の損傷はとても重要です。
筋肉を損傷させてから回復することで、筋繊維(筋細胞)が増えるからです。
では筋肉を損傷させるためにはどんなトレーニングをすればいいのでしょうか。
ネガティブレップをやる
筋肉が伸びるときに負荷が強いと筋肉痛は起きやすくなります。
ウエイトを下ろす動作をゆっくりやります。
1秒で上げて4秒で下ろすぐらいでやるといいでしょう。
→ネガティブレップ
限界を超える
やはり、単純に負荷を強くかけることです。
セットや種目を増やしたりフォーストレップを取り入れるなどしてみましょう。
筋肉痛を起こさずに筋肉を成長させるには
それには、
正しいトレーニング・栄養・睡眠です。
しっかりフォームを身につけることで筋肉に効かせて、栄養もしっかり摂る。そして質の良い睡眠をとる。
筋肉痛がないと物足りなかったり不安になるかもしれませんが、
行き過ぎるとオーバーワークになり逆効果にもなりかねないので気をつけましょう。