プロテインが無くなった時の代用はコレ!安くて栄養価も優秀!

プロテインを切らしてしまった──

トレーニーには緊急事態宣言です。

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コロナによるジム閉鎖の影響でアマゾンでは筋トレ器具が売り切れ続出してます。
でもプロテインは普通に売っているので即ポチればいいのですが、今すぐたんぱく質を補給したい!
そんなときに近所のスーパーで買える代用品をご紹介します。

「きなこ」がプロテインの代わりになる

結論から言うときなこです。
そう、あのきなこ餅のきなこです。

きなこの原材料は大豆です。

ソイプロテインという大豆から作られたプロテインがあるように、大豆はたんぱく質が豊富に含まれています。
実際に昔のボディビルダーはきなこを飲んでいた人もいるそうです。

ただし、ソイプロテインとして売っているものは大豆からたんぱく質を抽出してますが、きなこは大豆そのままです。

きなこの栄養成分

きなこは大豆を炒って粉にしたものです。
炒ってあるので香ばしくなり、粉なので消化吸収も良くなってます。

きなこの栄養成分はこんな感じです。

きなこの栄養成分

100gあたり()内は20gあたり

エネルギー 460kcal (92kcal)
たんぱく質 36.3g (7.26g)
脂質 24.2g (4.9g)
炭水化物 31.9g (6.38g)※糖質と食物繊維で約半分ずつ

体に必要な栄養素のなかでビタミンC以外はすべて含まれているという万能選手です。
特にビタミンでは葉酸・ビタミンKが多く、ミネラルでは銅・鉄・カリウムが豊富です。

ソイプロテインときなこの比較

ザバスのソイプロテインときなこの20gの三大栄養素を比べてみました。

きなこソイプロテイン
たんぱく質7g15g
脂質5g1g
炭水化物6g2g

たんぱく質含有率は、ソイプロテインが75%できなこは36%くらいなので差があります。

ただし、値段を比べてみると、ソイプロテインは1kg4,000円できなこは600円です。

たんぱく質は2分の1ですが、値段は7分の1です。

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脂質は良質の油、炭水化物は食物繊維が多い

大豆そのままなので、たんぱく質以外の脂質や炭水化物も結構あります。

でも、脂質は自然の植物油なので良質の油です。
リノール酸が多く、不飽和脂肪酸という必須脂肪酸です。

さらに炭水化物ですが、きなこは糖質と食物繊維が半分ずつです。
※炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせたものです。

食物繊維が多いので便通改善にも役立ちます。

大豆から作られた食品には他にも、豆腐・豆乳・納豆などがありますが、いずれも健康に良いとされていて、ダイエット食としても有効です。
大豆食で太った人はいません。

結構昔ですが、いきなり黄金伝説という番組の1ヶ月1万円生活という企画で、よゐこの濱口さんが大豆食品ばっかり食べる生活をしていたらお肌がツルツルになったとのことでした。

きなこを使ったレシピ

きなこシェイク


きなこと牛乳または豆乳をシェイクするだけです。
はちみつも入れたらほんのり甘みが出て大豆臭も消えて美味しいです。

きなこオートミールクッキー

材料

バター(無塩でも有塩でも可) 90g※有塩バターを使う場合は塩は入れない ※常温に戻す
砂糖(きび砂糖や黒糖) 90g
きな粉 50g
卵 1つ ※常温に戻す
オートミール 50g
薄力粉 130g
ベーキングパウダー 小さじ1
塩 ひとつまみ(無塩バターの場合)
※薄力粉とベーキングパウダーと塩はまとめてふるいにかける

  1. ホイッパーで、常温に戻したバターと砂糖をよくすり混ぜる。
  2. きな粉も入れてよく混ぜる。
  3. 別容器でよく解した卵を3回に分けて②に入れて、よく混ぜる。
  4. ヘラに変えて、オートミールを入れて混ぜる。
  5. 粉類も入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
  6. ラップに包んで棒状に伸ばし、冷凍庫で1時間以上冷やす。
  7. 5mm程度にスライスして、クッキングシートを敷いた天板に乗せる。
  8. 170度に予熱したオーブンで15分焼く。

まとめ

きなこは大豆の豊富な栄養を手軽に摂れるのでおすすめです。

たんぱく質の量で言うと、プロテインを日常的に飲んでいる人にとっては物足りないかもしれません。
しかしきなこは植物性たんぱく質なのでたまには変化球もいいでしょう。

これから飲んでみようかなとか、少し興味がある人はきなこから始めてみてもいいかもしれません。