

「筋トレしてるのに、なぜか痩せない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
それ、もしかすると体幹の弱さが原因かもしれません。
最近注目されているのが、ピラティスと筋トレを組み合わせた“コアトレーニング”です。
体幹を安定させ、インナーマッスルを活性化させることで、効率的に脂肪燃焼が進み、痩せ体質に近づけると話題に。
この記事では、初心者でも無理なく始められるピラティス×筋トレの最新メソッドについて、科学的な根拠と実践方法を交えて解説します。
運動が苦手な人もOK!まずは、ピラティスの基礎からしっかり押さえていきましょう。
ピラティスとは?筋トレとの違いと魅力を徹底解説
ピラティス(Pilates)は、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏によって開発されたエクササイズで、元々は負傷兵のリハビリが目的でした。
今では、モデルやアスリート、医療現場でも広く活用されているほど、体幹強化・姿勢改善・柔軟性向上に優れたトレーニング法として注目されています。
ピラティスの基本的な特徴
- インナーマッスルを鍛える:腹横筋、多裂筋、骨盤底筋など、身体の深部にある筋肉にアプローチ
- 呼吸と動作の連動:胸式呼吸(肋骨を広げる呼吸法)を活用し、体幹を安定させながら動く
- 無理なく継続できる:動作はゆっくりで、初心者や高齢者、産後の女性にもおすすめ
- ケガの予防やリハビリにも最適:関節に負担をかけずに安全に取り組める
筋トレとの違いと相性
筋トレ(ウエイトトレーニング)がアウターマッスル(表層の大きな筋肉)を鍛えるのに対し、ピラティスはインナーマッスル(深層部の支える筋肉)にフォーカスします。
この2つを組み合わせることで、「整えてから鍛える」という理想的なアプローチが可能になります。
具体的には、姿勢が整うことでスクワットやデッドリフトのフォームが安定し、筋トレ効果が倍増。また、インナーマッスルが活性化することで、日常の代謝もアップしやすくなります。
痩せ体質を作るピラティスの3大効果
- 代謝アップ:筋肉量が増えるだけでなく、姿勢改善により内臓の働きや血流も向上
- 呼吸の質向上:胸式呼吸を意識することで酸素消費量が増え、脂肪燃焼効率が高まる
- 自律神経の安定:深い呼吸と集中により、ストレス緩和や睡眠の質改善にも貢献
これらの要素が積み重なることで、無理な食事制限をしなくても“燃えやすく・太りにくい”体質、いわゆる痩せ体質へと導いてくれるのです。
初心者でも安心!ピラティスの代表的なエクササイズ
① ヒップリフト(骨盤と体幹の安定)
仰向けで膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げる動作。腰を反らさず、腹筋とお尻を意識するのがコツ。骨盤のコントロール感覚が磨かれます。
② ロールアップ(脊椎の柔軟性)
仰向けから息を吐きながら背骨を丸めるように起き上がるエクササイズ。腹直筋・腹横筋にしっかり効き、しなやかな体幹が養われます。
③ ピラティス式プランク
通常のプランクよりも肩甲骨と骨盤の安定を意識し、呼吸と動きを丁寧にコントロール。長くキープするよりも、正確に“効かせる”のがポイント。
初心者でもできる!「ピラティス×筋トレ」のおすすめメニュー
ピラティスで整えた体幹と可動域を、筋トレに生かすことで“痩せ体質スイッチ”がオンになります。ここでは、忙しい会社員や子育て中の方でも取り組みやすい、週3回・1回20分のモデルメニューをご紹介します。
【週3×20分】基本モデル(器具なしOK)
- プレエクササイズ(3分): 呼吸・骨盤安定(例:ドローイング、ペルビックロック)
- ピラティスパート(7分):
・ヒップリフト(骨盤・臀筋)30秒×3セット
・ロールアップ(腹直筋・腹横筋)10回×2セット
・サイドプランク(腹斜筋)左右各30秒 - 筋トレパート(7分):
・スクワット(下半身)15回×2セット
・プッシュアップ(胸・腕)10回×2セット
・バードドッグ(体幹安定)左右各30秒 - クールダウン(3分): ストレッチと腹式呼吸
このメニューは自重トレーニングだけで完結するため、道具が不要。フォームを意識して“効かせる”ことが最大のコツです。
【継続のコツ】習慣化のハードルを下げよう
- 1日20分でOK: 時間がない日はピラティスパートだけでも可
- 朝や就寝前にルーティン化: 呼吸を使うのでリラックス効果もあり
- モチベUPの工夫: カレンダー記録、SNS投稿、動画と一緒に実施など
ピラティスは「ながら」でも活用できるのが魅力。テレビを見ながらドローイング、料理中にヒールレイズなど、生活の一部として体を使う意識を育てると、自然と代謝の高い体が手に入ります。
よくある質問Q&A
Q1. ピラティスだけでも痩せられますか?
短期間での大幅減量には向きませんが、基礎代謝を上げて“太りにくい体”を作ることは可能です。筋トレと併用することで相乗効果が期待できます。
Q2. 週に何回やればいいですか?
初心者は週2〜3回を目安にしましょう。1回20分からでも十分効果的。継続が最重要です。
Q3. 筋トレとピラティスは同じ日にやってもいい?
もちろんOKです。ピラティスで体幹を安定させた後に筋トレを行うと、ケガ防止・筋出力アップにつながります。
Q4. ピラティスの器具は必要ですか?
基本的にマット一枚あればOKです。リングやボールなどの小道具を使うと、負荷や集中力が高まり効果もアップします。
まとめ|“整えてから鍛える”が痩せ体質への近道!
ピラティスと筋トレは、決して相反するトレーニングではありません。むしろ、互いの弱点を補い合い、効果を高め合う最強のコンビです。
筋トレで「鍛える」前に、ピラティスで「整える」ことで、姿勢・代謝・集中力すべてが整います。そしてそれが、無理せず長く続けられる“痩せ体質”の鍵になるのです。
まずは週3回、1回20分から。自分のペースでOK。今日から、あなたも“コアから変わる”体づくりを始めてみませんか?
おうちトレーニングに便利!ピラティス×筋トレに役立つおすすめグッズ
ピラティスは自重で行うので基本的に道具は不要ですが、1つ2つアイテムを加えるだけで、効果と集中力がぐっとアップします。
✔ ヨガマット(滑り止め付き・厚さ6mm前後がおすすめ)
体幹トレーニングやプランク時に床が滑るとフォームが崩れやすくなります。滑りにくくクッション性のあるマットが◎。
✔ ピラティスリング(太ももや腕の内転筋に)
筋トレにありがちな“力任せ”の動作を防ぎ、正しいフォームを意識づけしてくれるのがリングの魅力。内ももや腕にじんわり効きます。
✔ フィットネスバランスボール(体幹+代謝UP)
腹筋や背筋のバリエーションを増やしたい方には、バランスボールが最適。自宅でできる体幹トレにぴったり。
✔ プロテイン(引き締め目的の人向け・低糖質)
せっかくトレーニングするなら、回復と代謝アップのためにタンパク質補給は必須。低脂質・低糖質タイプならダイエット中でも安心。
どれもコスパ・レビュー評価の高い人気アイテムばかり。

最初からすべて揃える必要はないので、気になったものから少しずつ取り入れてみてください。