日本人”プロ”ボディビルの先駆者、山岸秀匡とは。プロフィールやステロイドの使用は?

日本人のボディビルダーって言ったら誰ですか?

そんな質問があったら、最近ならなかやまきんに君やオードリーの春日さんかもしれませんが、この人の名前を挙げる人も多そうです。

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そう、”BIG HIDE”こと山岸秀匡です。
日本人で唯一の”プロ”ボディビルダーであるこの人にスポットを当ててみました。

山岸秀匡さんの身長や体重は?

プロフィール

※オフィシャルHPより出典

1973年6月30日生まれ
北海道帯広市出身
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業
身長: 168cm   体重: (コンテスト)95kg (オフ)105kg

北海道の大自然の中で幼少より様々なスポーツに参加。野球(小学校)、少林寺拳法(小学校~中学校、2段)、柔道(中学)、ラグビー(高校)。高校でのラグビー部入部をきっかけにウェイトトレーニングを始める。高校入学当初60kg弱の体重が卒業時には80kgを超えるまでに巨大化したことがきっかけでウェイトトレーニングの虜となる。

高校卒業後、1年の浪人生活を経て早稲田大学入学。2年生時より大学ボディビル界の名門、早稲田大学バーベルクラブに入部し本格的にコンテストビルダーとしてのスタートを切る。1994年デビュー戦、関東学生3位、全日本学生4位。1995年関東、全日本ともに優勝。翌年も両コンテストを連覇し、当時史上2人目の全日本学生2連覇を達成。

1997年スポーツサプリメントメーカーの老舗、㈱健康体力研究所に入社。営業・フィットネスアドバイザーとして活躍。2000年退社、かねてより目標としていたアメリカボディビル留学を実現させて7ヶ月ボディビルに集中した生活を送る。帰国後、ミスター日本で3位入賞、世界選手権75kg級6位入賞と国内外で優秀な成績を収める。同時にパーソナルトレーナーとして一般人の健康維持からコンテストビルダー、アスリートまで男女数多くのクライアントを指導。

2001年アジア選手権80kg級優勝を機にプロ転向を模索。
2002年冬、正式にプロ転向を表明。

2005年アイアンマンプロにてプロデビューを遂げるがプロの壁は厚くその他大勢の15位。翌年も同コンテスト15位と低迷。プロの壁は厚く通用しないと思われたが、カリスマトレーナーとして知られるミロス・シャシブの指導を受けてから大きな進歩を見せ、2006年10月オランダグランプリで遂に4位入賞を果たす。

2007年引き続きミロスの指導の下、アイアンマンプロ7位、サクラメントプロ3位入賞で日本人男子史上初のオリンピア出場権を奪取。同年9月、オリンピアデビューは13位。

2009年2回目のオリンピア出場で9位、同年のモーストインプルーブドアスリート賞受賞。アメリカのトップサプリメントブランド・ギャスパリニュートリションとスポンサー契約。

2010年、世界ランキング9位。4月、オーランドプロにて日本人史上初となるIFBBプロコンテスト優勝。北米の人気ボディビル雑誌・マッスルマグインターナショナルとスポンサー契約。

現在もロサンゼルスを拠点にトッププロとして活躍。日夜ハードトレーニングに励むと同時に俳優活動も開始。

2013年のアーノルドクラシックでは5位!
実は大会の3週間前に手首を骨折していたにもかかわらず。。。すごい!
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そして2016年、なんとアーノルドクラシック優勝!凄すぎる!

YouTubeチャンネルもあります。
https://www.youtube.com/user/hideyamagishi

山岸秀匡さんのトレーニング

1週間のトレーニングルーティンは、体の各パートを5個か6個に分けて
週に1回トレーニングをする。
月曜 脚(カーフを除く。カーフまでやる気力がないらしい。)
火曜 背中(上背部)
水曜 胸・カーフ
木曜 肩
金曜 背中(下背部)
土曜 腕
日曜 休み

↓こちらは2018年の胸トレーニング。
スーパージャイアントセット(?)。インターバルなしで、次々にやってます。

↓セミナーの様子。大変参考になります。

https://www.youtube.com/watch?v=nbi6CHpbsN0

山岸秀匡さんのエピソード

規制薬物所持のため逮捕歴あり

2007年12月にロサンゼルス国際空港で逮捕。
規制薬物(アナボリックステロイド?)を所持していたため。
これによって、スポンサーから契約を解除される。
2008年1月に釈放。
保釈金は18万ドル(日本円にして約2000万円)

日本人でオリンピアに出場すること自体がすごいことです。
遺伝子的に欧米人とは筋肉のつき方が違います。
山岸さん自身の素質もあったのでしょうが、その凄まじい努力があってこそです。

トレーニングと食事管理と休養。
自身の体をつくり上げることが仕事ってすごいですね。
英語もペラペラですし。

やはり、日本とアメリカではボディビルやフィットネスに対する意識の違いが大きいです。
当然ギャランティーも雲泥の差だと思います。

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山岸秀匡さんはステロイドを使用している?

山岸さんは日本人で唯一のプロボディビルダーなので、並外れて筋肉量があります。
そうなると気になるのはステロイドを使っているの?という点です。
結論から言うと、
使ってます。

使っているのを見たわけじゃありません。
じゃあなぜ断言できるかというと、
プロボディビルダーは100%使っているからです。

ステロイドを使った上で、ボディビルとしての身体を競うのが「プロボディビルダー」です。
そこに良し悪しはありません。
そういう競技です。

最近は日本でもNPCJと協力してボディビルやフィットネスの普及に尽力されているようなので、筋トレ好きの私としては嬉しいです。
今後も活躍されることを期待しています。