筋肉と筋力は似て非なるものです。
分かりやすく言うとボディビルは筋肉を競い、ウエイトリフティングは筋力を競います。

先日、世界ベンチプレス選手権大会で児玉大紀選手が74㎏級で275.5㎏の世界新記録で優勝しました。
ハンパじゃない記録ですが・・・

この児玉選手が世界一の筋肉を持っているかというとそうではありません。

今回は筋力についてです。

筋力をつけるメリット

  • 日常生活のパフォーマンスを上げる
  • スポーツのパフォーマンスを上げる
  • 怪我の予防になる
  • 老後の対策になる

所ジョージさんも、世田谷ベースという自分の基地?でいろいろな作業をする時に重いものを運ぶことが多く、そのために筋トレをしているそうです。
筋肉を付けたくない人はいても、筋力を付けたくない人はいないような気がします。

筋力を決定する3つの要素

筋力の強さは以下の3つで決まります。

  • 筋の横断面積
  • 神経系の機能
  • 速筋線維の割合

筋の横断面積

筋肉の繊維を垂直に切ったとします。
その横断面の面積が大きいほど大きな筋力を発揮できます

筋肉と筋力はイコールではありませんがニアリーイコールです。
筋力アップのためには筋肥大が必要です。

神経系の機能

筋肉を使う時は脳から命令が出て、筋肉に伝わります。
この伝えてくれる役が「運動神経」です。

運動神経が良い、悪いというのは、「こう動きたい」と考えたことを正しく筋肉に伝えてその通りに動かせることです。
運動神経をまとめたものを「運動単位」と呼びます。

筋力はこの運動単位を多く動員させることが大切です。

で、運動単位を多く動員させる方法は以下の2つ。

  • 気合を入れる
  • 全力のトレーニング

アスリートも大声出したり体を叩いたりして、テンション上げてますよね。
興奮状態にしてアドレナリンを出せば、筋力も上がるんです。

人は、体力的限界より心理的限界の方が低くなってます。
気合を入れれば、心理的限界を超えることができます。

速筋線維の割合

筋肉の中で速筋線維が占める割合がどれだけ多いかも筋力に関わります。
でもこれは実は遺伝的要素が大きいので、トレーニングでどうにか出来るものではありません。

上の2つで改善していきましょう。

筋力を上げる為のトレーニング法

トレーニングを初めて1〜2ヶ月は筋力がどんどん上がることがあります。
その理由は、上に書いた運動単位の動員率が上がることです。

トレーニングを始めたばかりだと、全力を出したつもりでも動作が身についていなかったりで筋肉を使いきれていません。
また、脳が筋肉を使いすぎるのを抑制をしています。

続けていくうちに、動作が身につき脳のリミッターも外れ始めて筋肉を多く使えるようになっていくわけです。

その後は筋力アップは緩やかになりますが、筋肥大が起こりはじめます。

そこからさらに最大筋力を上げるためのトレーニングの基本は次の2つです。

  • 1回か2回できるくらいの重量で全力スピードで動作を行う
  • 筋肉に神経を通す頻度を上げる

重量の単位で、反復可能回数をRMと言いますが、1RMまたは2RMに設定して速く挙上するトレーニングをします。
これで脳や神経にインパクトを与えてあげないといけません。

もう1つはトレーニングの頻度を上げて脳から筋肉への伝達頻度を上げます。
ベンチプレッサーは毎日のようにベンチプレスをやるといいます。

まとめ

筋力を上げ続けるためには、

筋肥大を狙ったトレーニングと神経の機能を向上させるトレーニングがポイントになってきそうですね。

自分の限界を超えて行きましょう。