このサイトでは何度も書いてますが、トレーニングの効果を上げるにはフォームをしっかり身につけてターゲットの筋肉に効かせることが大切です。
ダンベルを反動を使ってぶん回すようにカールしても効果は得られません。怪我のリスクも高まります。
そこで、今回は様々はエクササイズにおいてそのフォームを分かりやすく例えている表現をいくつかご紹介します。
フォーム習得のためのイメージ
- ダンベルフライ
腕を閉じる時は大きな丸太を抱え込むように。
腕を閉じる時は上腕二頭筋で胸筋を両側から潰すように。
- スクワット
下ろす時は少し後ろにあるイスに腰掛けるように。
- ラットプルダウン
腕はバーと体をつなぐただの棒であるように。
(腕の力を使わず、背中で引くようにするため。ロウイング系の種目全般でも言えます。)
大空を丸ごと引き下げるように。
(シュワルツネッガーがそんな感覚でやっていたそうです。)
- シュラッグ
上げる時は肩を耳につけるように。
- クランチ
腹直筋を上から順に潰していくように。
他にもいろいろあると思いますが、実際にこのような表現で例えると動きがイメージしやすく正しいフォームが身につきやすくなると思います。
筋肉の発達にイメージトレーニングを利用する
ある調査で、高強度のエクササイズを完遂するイメージをしっかり創りあげてからあるエクササイズ行った場合とイメージを作らずにエクササイズを行った場合では、明らかに前者のほうが実際にセットを完遂できる確率が高かったそうです。
つまり、しっかりターゲットの筋肉を意識しセットを完遂するイメージを作り上げてからトレーニングを行うほうがより強烈な刺激を筋肉に与えることができて、効果もあがりやすいということです。
自分の頭の中に理想の体を思い描くビジュアル的なイメージトレーニングも重要ですが、もっと大切なのは実際のトレーニングにおいてハードなトレーニングをやりきるイメージを持つことなんです。
まあ、常に100%のトレーニングをやることは難しいので、調子がいい時でいいと思いますが。
でも高重量を扱う時は気持ちから入って集中力をあげて、「俺は出来る」みたいな気持ちでいくと結構効果的です。
やはり人間は脳で動いているので、それが神経や筋肉にも伝わるのでしょう。
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