意外と知られていないボディビルダーという人達の生態

最初に言っておきますが、私はボディビルダーを尊敬しています。
私は趣味でウエイトトレーニングをやっているのですが、やればやるほどに、やっぱりボディビルダーって凄いと感じます。

何がすごいかって、あのカラダになれますか?
パンツ1枚で大勢の人前に立てますか?
あのカラダになるためにどんな日々を過ごしているか知ってますか?

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自分もトレーニングやる前はそうでしたが、世間ではボディビルダーってマイナスなイメージを持たれている場合もあります。

そんなイメージを払拭しようなんておおげさな事ではないですが、僭越ながらボディビルダーのことをいろいろ書いてみます。

ボディビルダーは年中あんな体じゃない

ボディビルは競技です。
競技を超えた生き方的な部分もありますが、ボディビルディングというれっきとしたスポーツです。
競技なので大会(コンテスト)があります。
大体5月〜12月くらいに集まっており、「オンシーズン」と呼ばれます。

ボディビルダー達はその競技で上位に入るために、日々トレーニングをして体を作り上げます。
どんなスポーツでもそうですが、結果を出すためには試合や大会当日にベストコンディションに持っていくことが大切です。
ボディビルダーの大会でのベストコンディションというのは、筋肉はパンプアップし、体脂肪は極限まで削ぎ落とされた状態です。

でも、実際には体にとってのベストコンディションとは言えません。
この状態は長くは続けられないし、続けたとしても体が耐えられないでしょう。

なので、実は「オフシーズン」と言われる大会がない時期は、そこまでバキバキの体じゃない人も多いです。
プロレスラーみたいな体に近いです。

オフシーズンにはあえて体重を増やすことで、扱う重量を増やします。
そこでガンガントレーニングして筋肉を増やして、大会前に減量して仕上げるというカンジです。

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ボディビルダーの体脂肪率は測定不能

他のスポーツのアスリートもそうかもしれませんが、ボディビルダーには体の状態を示す一般的な指標は通用しません。
例えば、BMI(身長から見た適正体重の指数)や家庭用の体脂肪計などです。

体脂肪の測定方法はいくつかありますが、家庭用の体脂肪計だと20%とか出ちゃうことがあるそうです。
実際にはオンシーズンの体脂肪は5%くらいです。

ボディビルダーはお金にはならない(日本では)

世界中でボディビルだけで食っていける人は、十数人と言われます。
大会の賞金やセミナーやスポンサーからの補助でしょう。
日本人では山岸秀匡選手だけです。

これは本当に世界のトップクラスの話で、日本では厳しいです。

むしろ食事やサプリメント、日焼け代、大会での交通費・宿泊費で費用がかかるので、プラスどころかマイナスになることも。

ジム関係の仕事に就いている人も多いですが、筋肉とは全く無関係の仕事に就いている人もいます。

そのトレーニングの厳しさに比べての対価は少ない競技です。
スポーツは人気に応じてスポンサーになる企業も増えるので、もっと人気が出て選手の収入が増えるといいですね。

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ボディビルダーは栄養の知識がすごい

体づくりで重要なことは、運動より栄養だと言われることもあります。
ボディビルダーは体づくりのプロフェッショナルなので、栄養についての知識は半端じゃないです。

どの栄養素をいつ、どれだけ摂るか。

ただし、万人に当てはまる答えがあるわけではないので常に試行錯誤されています。

最後に

日本では、あまり人気も無く経済的にも厳しいボディビルですが、海外では非常に人気があります。
体のことに気を使う人が多いのでしょう。
日本でもボディビルまでいかなくても、フィットネス業界がもっと繁栄することを願います。

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