早いもので今年も終わりますね。
今年は何回筋トレ出来たでしょうか?
私も振り返ってみて、来年は年間の目標トレーニング回数を決めてカウントしてみようかなと思ったりしました。
年末年始のこの時期は時間があるのでガッツリ筋トレしたいものですが、ジムも休みになるところが多くなります。
トレーニング好きとしては少し物足りないですね。
でもそんな時こそ普段やらないような筋トレをしてみようかなと思います。
普段とは違う筋トレ
まず筋トレの基本として、次のようなことがよく言われます。
筋トレ→筋肉損傷→超回復→筋肥大
「No pain. No gain.」という言葉があるように、筋トレで筋肉を損傷させて、少しずつ負荷を強くしていきましょう、ということです。
もちろんこれはこれで正しいことです。
私も普段やっている筋トレはそうですし、筋トレをやっている全ての人がそうやっていると言ってもいいでしょう。
これは筋肉に「物理的刺激」を与えています。
文字通り、筋肉に「重量」という負荷を与えて物理的に刺激しているということです。
もう1つ、筋肉には「化学的刺激」も効果があるとされています。
化学的刺激とは、筋肉に乳酸などの代謝物を蓄積させて、筋肉内を過酷な環境にして筋肥大を促すものです。
パンプアップや、バーニング(焼けるような痛み)の状態がこれです。
化学的刺激の与え方
化学的刺激は、比較的軽い重量でも可能です。
私も自宅には10kgのダンベルが2つしかないのでちょうどいいです。
どうすれば化学的刺激を与えられるかというと、「筋肉にじっくりと効かせる」ということです。
スロートレーニングと言われる、ゆっくり動作する筋トレがいいです。
スロトレと言っても、スロー過ぎたらパンプアップは起こりにくくなってしまいます。
大体、3〜5秒位で上げて、同じく3〜5秒くらいで下ろすのがいいです。
負荷が抜けないように、持続的にかけてあげればパンプします。
ジワリジワリと筋肉を使い続けてパンパンにする感じです。
他にも加圧トレーニングも化学的刺激を与えやすいトレーニングです。
簡単に言うと、腕や足にベルトを巻いて筋トレをして、筋肉への血流をわざと減らして乳酸を溜めます。筋トレ後にベルトを外した時に溜まった乳酸が体内に一気に流れて、成長ホルモンの分泌が促されるというものです。
ただし、自己流では難しいので、正しい指導の元でやりましょう。
化学的刺激のメリット
まず化学的刺激を与えるトレーニングは、安全に行えます。
扱うウエイトは軽くてもOKなので、その分筋肉や関節の負担も軽くなります。
また、筋肉の損傷も少ないので筋肉痛にもなりにくく、回復が早くなります。
回復が早くなれば、頻度も上げられるというメリットもあります。
さらに、高重量の器具がいらないので、自重でのトレーニングに取り入れやすいです。
まさに年末年始の筋トレに最適です。
まとめ
- 筋肉には物理的刺激と化学的刺激がある
- 化学的刺激は安全、回復が早いなどのメリットがある
- 状況に応じてどちらも取り入れた方がいい
物理的刺激も化学的刺激も両方大事です。
1番ダメなのは、筋トレがマンネリ化してしまうことです。
でも、一度始めたルーティンをコロコロ変えるのもいかがなものかという考え方もあります。
難しいです。
どちらにしても年末年始はジムが休みなので違う刺激を発見してみたいです。
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