洗面所の蛇口からポタポタが止まらないので自分でカートリッジ交換しました。

半年ほど前から洗面所の蛇口から水がポタポタ止まらなくなりました。
レバーを上げると水が出るタイプのシングルレバー混合栓です。

この度やっと自分で改修工事を完工したので、記録しておきます。
修理した内容は、水を出したり止めたりするレバーの中のカートリッジ交換です。
そもそもカートリッジがあるという構造を初めて知りました。
カートリッジ交換でピタッと止まりました。

いろんな気付きがあったので、これから自分で直そうとしている人の参考になればと思います。

主なポイントは以下の３つです。

業者呼ばなくていい
具体的に調べる
工具は必要

それでは詳しく書いていきます。

多分自分で出来るから業者呼ばなくていい

水回りのトラブルとかだとまず業者呼ばなきゃ！となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。（よほど緊急性がある場合は別ですが）

私も一度ネットから見積もり依頼を申し込んだんですが、クソみたいな業者が来ました。
聞いてた時間通りに来ないわ、マスクしてないわ、服装はだらしないわで、「なにそれ？」です。
挙げ句、見積もりを郵送するとのことでしたが、結局送ってこない。
意味分からん。

あと、よく宅配ポストに水まわり修理と書いたカードサイズのマグネットが入ってませんか？
知人があれに電話して来てもらったらぼったくられそうになったと言ってました。

もちろん、全部が悪い業者じゃないと思いますが、中には良くないのがいるのも事実です。

緊急じゃないなら自分での修理をチャレンジしてみても良いと思います。
ただし、力がいる工程もあるので女性は難しいかもしれません。

現状把握は大事。まずはメーカーに聞く

ここからは自分で修理する前提で書かせていただきます。

私は最初に「蛇口　水　ポタポタ」とかでググったりYou Tubeで動画を見たりして、なんか難しそうだなーと腰が引けてました。
このような漠然とした調べ方だと出てくる情報が多すぎて、自分の家の水栓タイプと違うのがたくさん出てきちゃって無駄にハードルが高く感じてたんです。
試験範囲が広すぎて無理、みたいな。

カートリッジを交換するといけそうなのは分かったんですが、どのカートリッジを買えばいいかは分からないし。

知りたいのは自分の家の水栓の直し方だけなので、まずは自宅の水栓をしっかり調べます。
今こうやって書いてると自分でも当たり前だろって思いますが、結構やってしまいがち。

んで、水栓のメーカーと型番を調べてみるとメーカーはKVK、型番は【KF568CTK】と判明。

これでググるとKVKのサイトのお客さまサポートページを発見。
電話して聞くと、丁寧かつ親切なオペレーターさんが出てカートリッジの型番を教えてくれてあっさり解決。
このカートリッジを購入しました。

KVK シングルレバーカートリッジ【PZ110S】

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KVK

実際の修理工程

さてさて、前置きが長くなりましたが実際に修理した工程を書いていきます。

元栓を締める

まずレバーを上げても水やお湯が出ないように元栓を締めます。
洗面台の下の棚の奥にあるので、マイナスドライバー等で回します。
水栓のレバーを外す

水が出なくなったら、水栓のレバー部分を外します。
キャップを外すとネジがあるので、プラスドライバーで外すと簡単に外せます。
土台のカバーを外す

次に土台のプラスチックカバーを外します。
これは結構硬いですが、ぐっと掴んでグリグリすると外れました。
土台からカートリッジ装着部を外す←最難関

ここが最難関でした。
心が折れそうになりました。
最初、土台を手で押さえて上部をモンキーレンチで外そうとしましたが、土台ごと回ってしまって話にならない。
そこで、この工具【PG26】を購入。
KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具 PG26

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KVK
土台の後ろに穴が空いているので、その穴に差して土台が回らないようにしてくれるやつです。
それだけの工具。あとは孫の手の代わりにはなるかもしれません。

で再チャレンジ。
土台を固定して、モンキーレンチで回そうとしたけど固くて回らない。
力いっぱい回そうとするとモンキーレンチがすべって外れてしまいます。

やむを得ず、この工具【G22】を購入。
KVK 固定ナット外し工具 G22

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KVK
六角で全方位的にがっちり固定してくれるやつです。
他の用途はゾンビが襲ってきた時の武器になるかもしれません。

で再々チャレンジ。
この工具を使用してもかなり固かったですが、なんとか外れました。