なぜ日本人は体幹やインナーマッスルばかりを鍛えたがるのか。

最近ベストセラーになっている本があります。
書店でランキング1位とかになってます。
その本がこちら。

モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット
モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット

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佐久間健一
サンマーク出版
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来ました。「体幹」です。

先日発売された中村アンさんのセクシーショットが表紙のananも「体幹」

anan (アンアン)2018/06/13 No.2105[魅せる体幹。]
マガジンハウス (2018-06-06)

トレーニングが流行ること自体はいいと思います。
でも、最近コアとかインナーマッスルばかりが注目されてませんか?
なぜそんなに「体の内側の筋肉」を気にするのでしょう?

日本人のマッチョ苦手意識

でも分かってるんです。
日本には”大きい筋肉”に対する苦手意識があるんですよね。

その苦手意識が、コアとかインナーマッスルが注目される理由の一つでもあるんじゃないでしょうか。

「そこまでマッチョにはなりたくないけど、ある程度の筋肉は欲しい。」

「インナーマッスル?内側の筋肉ならマッチョにならずに筋肉がつくかも。」

とか、

  • 筋肉が付くと太って見える
  • 筋肉がついても、筋トレを辞めちゃうと脂肪になる

こんな誤解もありそうですよね。

こんなにインナーマッスルが好きなのって日本人だけなんじゃないでしょうか。(知らんけど)
欧米だと、筋肉は正義なのでガンガン筋トレしますからね。

普通の筋トレで、コアもインナーマッスルも鍛えられる

そもそもインナーマッスルだけ鍛えるのなんて無理ですからね。

  • インナーマッスル・・・体の奥にあって外から見えない筋肉
  • アウターマッスル・・・体の外から見える筋肉

体の中で、インナーマッスルとアウターマッスルのどっちが多いか分かりますか?
アウターマッスルの方が全然多いです。

インナーマッスルにも大腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉)とか大きいものはあります。
でもほとんどが小さいものです。

また多くがアウターマッスルの下に付随しているので、アウターマッスルを鍛えることでインナーマッスルも同時に鍛えられるんです。

というか、「こうすればインナーマッスルが鍛えられる!」みたいなのも、実はただの筋トレだったりします。

アウターマッスルを鍛える方がダイエット効果は高い

もしダイエットの為ならアウターマッスルの方がその効果は高いです。

理由は、単純にアウターマッスルの方が大きいから。

全体が100だとすると、10の筋肉を鍛えるより50の方を鍛えたほうが効率がいいですよね。(数字は適当です)
足・背中・胸など大きい筋肉の筋トレをやりましょう。

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まとめ

もちろん体幹やインナーマッスルは大事です。

でもアウターマッスルと、分けて考える必要もないと思います。

アスリートなら別ですが、普通の人なら普通の筋トレで充分です。