ウエストを細くしたい人は要注意。やればやるほどウエストが太くなってしまうトレーニング方法とは。

かっこいいカラダと言えば、Vシェイプとも言われるいわゆる逆三角形の体です。

このVシェイプを作るためには、大きな肩、広い背中、厚い胸、あと”細いウエスト”です。

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上半身の上部は大きく、相対的にウエストが細いほど際立ったVシェイプを作れます。
逆に肩や胸に筋肉があってもウエストも太いといわゆる寸胴型であまりかっこよくありません。

元々の骨格による部分もありますが、実は怖いことにトレーニングもやり方次第で脂肪が落ちてもウエストが太くなってしまうことがあります。

今回はウエストが太くならないための注意点をご紹介させていただきます。

ウエストが太いか細いかは骨盤の大きさ次第

まず脂肪をしっかり落とすことが前提で、その先のウエストのサイズを決めるのは骨盤の大きさです。
骨盤が小さいとウエストが細く、骨盤が大きいとウエストが太くなります。

下の画像を見ていただくと、骨盤の大きさでウエストの大きさも違ってくるのが簡単に想像できると思います。

人間の骨格は生まれつき決まっていて、こればかりは筋トレで変えることは出来ません。
ただし。骨盤の場合は位置がずれて歪んだり広がっていることがあるので、骨盤矯正で正しい位置に戻したり骨盤を締めることで改善出来るでしょう。

トップクラスのフィジーク選手は骨格からして違います。

腹筋も鍛えすぎるとウエストが太くなる

腹筋も大胸筋や上腕二頭筋と同じ筋肉です。
鍛えれば大きくなります。

鍛えすぎると腹筋が肥大して前に出てきてしまいます。

ウエストを細くしたいなら強い負荷をかけた腹筋は必要ありません。

トレーニングベルトは必ず巻きましょう

どんなトレーニングをする時でもトレーニングベルトは必ず巻きましょう。(腹筋の時以外)
特に高重量を扱うような種目では思いっきりキツく巻きましょう。

ウエストは体幹なので、体幹が太くなるとウエストが太くなってしまいます。
ベルトを巻かないで体幹を強く使うような種目をやると、体幹が広がろうする力が働いてしまいます。

体幹を強くすることは大事ですが、太くするのは別です。

格闘技や柔道やレスリングやラグビーなど、コンタクトスポーツの選手は体幹が強く太いのでウエストも太いです。
体脂肪が少なく、腹筋もあって割れているような人でもウエストは太いという体型になります。

女性が使う矯正下着やコルセットではないですが、トレーニング中にはベルトはしっかり巻いて体幹が太くなるのを防止しましょう。

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腹斜筋は大きくしない

ウエストといえば腹筋ですが、腹筋には大きく二種類あります。

一つは腹直筋で正面のシックスパックがあるところと、もう一つが腹斜筋で脇腹にある筋肉です。

この腹斜筋の鍛え方には注意が必要です。
特に内腹斜筋いうインナーマッスルは大きくならないようにします。

筋トレの本などにも腹斜筋を鍛えるには体を横に倒して起こす、「サイドベント」という種目をやると書いてあることがあります。
これ↓

このサイドベントは腹斜筋を大きくしてしまうのでウエストを細くしたいならやらない方がいいです。

実際、ボディビルダーやフィジーク選手などはやらないという人も多いです。

腹斜筋の種目はツイストクランチなど、収縮させる種目の方がいいでしょう。

腹直筋もお腹をドローインして凹ませながらのクランチなど筋肉をギューっと収縮させるほうがシェイプ効果があります。

かかと重心にしないように

トレーニングする時でも、日常生活で立つ・歩くなどの時でもそうですが、重心がどこにあるかを意識しましょう。

欧米人の多くはつま先重心で、東洋人の多くはかかと重心だそうです。
実際東洋人より欧米人の方がスタイルが良いです。
女性でハイヒールをよく履くような人もスタイルが良いですよね。

体には形状記憶機能があります。

常に重心がかかと外側にあると、体型も後ろに持って行かれているようになってしまいます。
つま先内側重心にすると自然とお尻も締り、お腹がへこみ、体全体の位置がクイッと上がり姿勢がよくなります。

重心が後ろにいっていないか注意しましょう。

立っている時も座っている時も、骨盤を立てるようにして姿勢をよくしましょう。

フィジーク選手も愛用しているウエストシェイパー

体の外側から強制的に、ウエストを細くしてくれる、ウエストシェイパー(ウエストニッパー)を使う人もいます。

実際にコンテスト出ている人で、なかなかウエストが細くならなかったが、ウエストシェイパーで改善されたという人もいます。

使用する際には出来るだけきつくギューっと巻きましょう。

まとめ

ウエストを太くしないポイント
  • ウエストのサイズは骨盤のサイズ次第
  • トレーニングベルトは必ず巻く
  • 腹斜筋のトレーニングはあまりいらない
  • 普段から重心を前にする
  • ウエストシェイパーで外側から補正する

トレーニングは目的意識が大切です。
何のためのトレーニングか、どんな体になるためのトレーニングをしているかを明確にしたほうが効果はでやすくなるでしょう。

では今回は以上です。