老後2000万問題が話題です。
簡単に説明すると、
「年金だけじゃ生きていけないから、自分で2000万の老後資金を準備しといた方がいいよ。」という計算を金融庁が発表したことによるものです。
私のようなアラフォー世代は若いときから、「今後は高齢化社会だからあなた達が貰える年金は少ない」と言われてきました。
だから年金にはあまり期待していなかったものの、実際にこうやって具体的な数字を出されると「マジか・・・」って感じです。
今の収入のままじゃ、2000万貯めるなんて到底ありえないです。
65歳までの25年で2000万となると年間80万、毎月7万も貯蓄に回せるわけない。
子供の学費とかまだまだかかるし。
という状況なんですが、
実は私、将来の不安は全くありません。
なぜなら筋トレしてるから。
老後2000万必要と聞くと、心配性な人は不安でたまらなくなるかもしれません。
そんな人は筋トレしてみてください。
不安解消の助けになると思いますよ。
結局、健康ならなんとかなるんじゃないか
年金だけで生活できないなら働けばいいやと思っています。
不足分は月5万くらいという計算らしいので、そのくらいならなんとかなりそうです。
ただし、働くときに必要なのが健康に動ける体です。
そして健康に動ける体を持ち続けるのに欠かせないのが筋トレです。
私は筋トレのおかげで人間ドックでも評価Aです。
体脂肪率は15%くらいをキープしてます。
筋トレの健康効果は今回の本題とは違うのでここで詳しく書くのはやめときます。
エビデンスはいくらでもありますが、いまや誰でも筋トレは健康に良いことは分かってますよね。
やるか、やらないかだけです。
重量を求める筋トレは危険だし必要なし
筋トレは大切なんですが、間違えちゃいけないのがそのやり方です。
過ぎたるは及ばざるが如しです。
健康目的なら重さにこだわる必要は全くありません。
男ならベンチプレスでより重いものを挙げたい!という気持ちも分かります。
でもそんな熱意や見栄はきっぱり捨てましょう。
NHKの筋肉体操で有名な谷本先生も、高重量での筋トレを続けていくと「関節は“10年殺し”が起きる」と言っています。
つまり、今は良くても、10年後に関節に何らかの不調を訴えることがある、ということです。
疲労をためない、日頃のメンテナンスも大事
私自身、つい最近腰を痛めてしまいました。
筋トレで筋肉に疲労が溜まっていたにもかかわらず、油断してケアを怠っていたのも原因だったと思います。
日常生活に支障をきたす痛みのレベルだったので、筋トレも1ヶ月近く出来ませんでした。
体をいたわることの大切さを実感した次第です。
重さを追求しなくても筋トレは面白い
重さを追求せず、どこに筋トレのモチベーションを持っていくか。
それは「正しいやり方と効かせるテクニック」です。
ジムで重いバーベルを挙げている人を見ると確かに「凄いな」と思います。
しかし、軽いウエイトでも丁寧に効かせながらやっている人も玄人っぽくてかっこいいと思います。
スロートレーニングや加圧トレーニングやネガティブなど、怪我のリスクは少なく軽い重量でも効かせるテクニックやアレンジは無限にあります。
その追求にベクトルを合わせれば永久に楽しめます。
ただし重量にこだわらないからと言っても、楽な筋トレをしようというわけではありません。
軽い重量でいかにして追い込むかが大事です。
追い込んだほうが気持ちいいですし。
足腰を鍛えておこう
具体的にどんな筋トレをやればいいかについて少し触れておきます。
一番良いのは足やお尻などの「下半身」です。
理由は人間の筋肉の7割は下半身にあるから。
つまり下半身の筋トレをやると効率が良い。
さらに立つ、歩く、走るなどの日常生活では下半身を使うので鍛えておくと老後の役に立つでしょう。
健康のための食事のポイント
食事も大事です。
筋トレは週に2~3回でいいですが、食事は一日三食で週に21回ですから、むしろ食事のほうが影響は大きいかも。
気を使っている人とそうじゃない人だと、長い目で見ると大きい差になります。
こんな話をすると、
「健康に気を使っても死ぬ時は死ぬ」という人がいますが、そんなのは当たり前。
統計的な確率の問題で、何にでもイレギュラーはあります。
健康維持と筋トレ効果を上げるために下記のポイントだけは最低限押さえておきたいです。
- 太らない
- たんぱく質を多めに摂る
- ビタミン・ミネラルを多く摂る
- 糖質制限
これに関しても、みんな頭では分かっているけどやってないだけでしょう。
いきなり一気に食事を変えるのは無理があります。
夜の炭水化物はやめるとか、揚げ物は食べないとか少しずつ出来そうなことから始めてみましょう。
まとめ
筋トレも食事も短期間では変わりません。
でも少しずつ確実に変わっていきます。
怠け者のデブだった私がコンテストに出れるまでになったのでまちがいありません。
今から長期的にコツコツやっていきましょう。