いきなりですが、糖質制限の情報蔓延度はすごいな~と思います。
会社でもお弁当で白米を食べていると「ご飯食べてもいいんですか?」と言われることがありますし。
情報が独り歩きしちゃってますね。
さて、炭水化物を減らすのをローカーボ(カーボ=炭水化物)、脂質を減らすのをローファットと、洒落て言ったりします。
エネルギー(カロリー)を持っている、三大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質があるわけですが、少し前の面倒なカロリー計算はいらない!楽してダイエットできる食事法とは。という記事で、ダイエットの為の食事改善で最初にやることはタンパク質を増やすことがいいのでは。と書かせて頂きました。
今回の記事はその続きになります。
炭水化物か脂質のどちらかを減らしてダイエット加速
さて、タンパク質を増やしたらここからが本番です。
タンパク質を増やすだけでもダイエット効果はありそうですが、正直大きく痩せたいなら食事を減らすことも必要になってきます。
カロリー収支をマイナスにしないと脂肪はちゃんと減らないですから。
カロリー源になる、三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)のうち、タンパク質は増やしたわけです。
そうなると、炭水化物か脂質のどちらか、もしくは両方減らすという3つの選択肢があります。
まず、「両方減らす」という方法から見ていきましょう。
両方減らしすぎるのはダメ
結論から言うと、両方減らすのはオススメできません。
なぜなら摂取カロリーが減りすぎるからです。
ダイエットは、カロリーを減らさないといけませんが、減らし過ぎは失敗への道を進むことになります。
例えば、体重70キロの人が、タンパク質を一日に体重×2.5g摂るとしたら、175gです。
タンパク質は1gあたり4キロカロリーなので、
タンパク質から摂れるカロリーは、175×4=700キロカロリーになります。
極端ですが、これだけで炭水化物と脂質を摂らないとすると、ぶっ倒れますよね。
短期間限定とかじゃない限り、カロリーの減らし過ぎは、ダイエットの大敵である「代謝の低下」を引き起こすので絶対にやってはいけません。
女性はホルモンバランスも崩れてしまいます。
代謝が下がると余計に痩せなくなります。
炭水化物と脂質の両方少しずつ摂るという方法もあります。
しかし、ローカーボやローファットの方が、食材を選びやすく、長期的に見て停滞した場合に、変化を与えやすいというメリットがあります。
自分に合っている方をやる
さて、本題のローカーボかローファットのどちらいいか?というお題です。
結論から言うと、自分の食生活に合っている方でいいと思います。
例えば、一緒に住んでいる家族や仕事の関係で、どうしても炭水化物を摂らざるをえない時がある人なら、無理にローカーボをやろうとしても、上手くいかずに余計なストレスがかかるだけでしょう。
それなら割り切って、低脂肪ダイエットにした方が続くと思います。
逆もまた然りです。
ローカーボの方がやりやすい
どちらかを選べと言われたら、ローカーボの方をオススメします。
- ダイエット効果が早く出やすい(水分が抜ける)
- 脂肪はホルモン生成に必要なので、長期的に抜くのは良くない
- 外食でもやりやすい
などの理由からです。
交互にサイクルさせるとさらに良い
3ヶ月以上とか長期間にダイエットする場合には、変化させたほうがいいでしょう。
ダイエットに限らず、人の体は順応性が高いので、同じ状況が続くと慣れてしまいます。
でも効果が出る前に止めてしまうのは意味がありません。
1ヶ月以上、2ヶ月未満くらいの期間で変えるのか良さそうです。
ですから3ヶ月ダイエットするなら、最初の1ヶ月はローファットで、残りの2ヶ月はローカーボとかです。
まとめ
- ダイエットでもタンパク質は多く摂る
- 長期的にダイエットするなら炭水化物を減らしたほうが良さそう
- 自分の食生活に合わせて
- ローファット→ローカーボで変化させる
少年画報社 (2015-02-23)
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