【失敗談】タトゥーがある生活を20年して感じていること

実を言うとわたくし、タトゥーを入れてます。
一箇所だけ、左の上腕部に10センチ四方のものです。
二十歳前後のころに、好きなアーティストに影響されて「かっこいいな」くらいの軽い気持ちで入れました。

この春高校を卒業した息子が、髪を染めてピアスを開けました。
私も若い頃は同じように髪も染めたしピアスも開けたのでそのくらいは全然OKです。
ただ、今後もし「タトゥーを入れたい」と相談されたなら一旦は反対します。
「自分だって入れてるじゃん」と言われるかもしれません。
でも自分が入れて分かってるからこそ反対します。

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今ではタトゥーを入れたことを後悔しています。
もっと言うと「百害あって一利なし」です。

「タトゥーなんて海外では当たり前」という声があります。
確かにそうだと思いますが、日本では全然当たり前じゃありません。
海外の著名人はタトゥーを出してもなんともありませんが、日本の著名人はタトゥーを地上波のテレビで出してません。
格闘技の試合でもタトゥーがある選手の試合は放送されません。
おそらくテレビ局的にも出しにくいんだと思います。

日本社会ではタトゥーに対してのネガティブな印象がまだまだ大きいと思います。

ここまでは世間的な話ですが、私が個人的に感じていることを挙げてみます。

タトゥーによるデメリットが多い

私が後悔している理由は、タトゥーがあることによって制限されることが多いからです。

温泉・銭湯やプールはダメ

私のタトゥーの位置は上腕部の上の方なので半袖を着ていると見えません。
日常生活では半袖以上に肌を露出することはないので困ることはありません。

ただし、肌を露出する前提の場所への出入りはかなり気を使います。

まず銭湯はタトゥーがあるので行きません。
温泉旅館などの大浴場でも空いてそうな時間を見計らって行き、人がいたら見えないようにします。

さらにプールもタトゥーの露出はNGのところが多いので、行くときはラッシュガードを着ます。
日焼け対策にはなりますが、逆に言うと日焼けしたくても出来ません。
裸とラッシュガードでは開放感も全然違います。
海に行くしかありません。

とにかくタトゥーが見えそうになる環境だと常に気にしないといけないし、なんだかコソコソしてる感じがしてしまいます。

筋トレ関係でのデメリット

ジムによってはタトゥーOKのところもあると思いますが、ほとんどのジムではNGだと思います。
以前、フィットネスクラブに入会しようした時、利用規約に「タトゥーがある方は入会不可」と記載があったので正直に申告して「見えないようにしてもダメですか?」と聞きましたが入会を断られました。

私が行っている公営ジムのルールにはタトゥーに関する記載はありませんが、マナーとして見えないようにしています。
なので、ノースリーブやタンクトップは着られません。(そもそも着ないですが)

あとはコンテストです。

これも今はタトゥーOKのコンテストもありますが、私が以前出場したコンテストはNGだったので、一時的にタトゥーを消してくれるお店でタトゥーカバーをしてもらいました。
10,000円ほどかかりました。

タトゥーがあることによってコンテストへの出場に気が進みません。

後悔するかもと思うなら入れない

私も入れるときは絶対後悔なんてしないと思っていたはずです。
でも20年たった今、「やめときゃよかった」と思っています。

よほどの信念を持って入れるならあとは個人の勝手なので良いと思います。
ただし、軽い気持ちで入れようとしている人が周りにいたら、「よく考えてみて」と言ってあげたいです。