己の身体を鍛えあげて肉体を競い合う競技といえば?
そう、ボディビルです。
いいえ、ボディビルだけではありません。
今、”フィジーク”がキてます。
ボディビルと聞くと顔をしかめる人もいるでしょうが、この「フィジーク」というジャンルの身体は誰が見てもカッコいいんです。
コンテストでは男性の場合はメンズフィジーク、女性はフィットネスビキニと言ったりします。
このような体のフィットネスモデルという人たちもいます。
百聞は一見にしかず。まずはこちらをご覧ください。
コンテストでの基本動作です。
フィジークとは
いかがだったでしょうか?
男だったら1番憧れるカラダではないでしょうか。
フィジークとは英語で「physique」と書き、意味は「体格(特に男性の)」という名詞です。
これを形容詞にした言葉が「physical」そう、フィジカルです。
こっちの方が馴染みがありますね。
つまりフィジークコンテストとは、体格・体型の美しさを競うということです。
ボディビルとフィジークの違い
これを見れば一目瞭然ですが、とあるフィジークコンテストのルールによると
審査員は、まず選手のトータルパッケージをみることから開始する。最初に頭から始め下へと進んで全体像を把握し、その上で肌の色艶および髪の毛、顔だちも考慮しなければならない。審査員は、全体のコンディションの状態と、個々の筋肉が形良くバランスの良いつき方をしているかを重視しなければならない。過度に発達した筋肉は、メンズフィジークの選手には好ましくない。
とあります。
とにかく、バランス重視なんです。
あと、下半身にも注目です。
ボディビルは、ビルダーパンツと言われるちっさいブーメランパンツみたいなものを履きますが、フィジークはなんとハーフパンツです。大腿四頭筋が隠れちゃってます。
フィジーク体型になるには
フィジーク体型になりたいなら、重点的に鍛えるのは肩・胸・腹筋です。
日本人唯一のプロボディビルダーである山岸秀匡さんも次のように仰ってます。
フィジークで大事なのは、まずくっきり割れた腹筋、次にボリュームのある胸筋、肩。
ビーチで見て、誰が見てもカッコいい体がフィジークである。
あとは、トータルバランスを考えたトレーニングが大切ではないでしょうか。
筋肥大を狙って高重量でガンガンやるというよりも、(時には必要だと思いますが)自重、有酸素、いろいろやってるカンジです。
しかし、決してボディビルダーより楽なトレーニングだとは思いません。
あとは、やっぱり栄養です。
これは食生活自体を変えないと難しいかもしれません。
最後に
5月18日に大阪ボディビル連盟が主催で、第1回オープンフィジーク選手権が開催されます。
有名なパーソナルトレーナーの有馬康之氏もエントリーされたそうです。
フィジークが盛り上がってくることは間違いないですね。
フィジークに風が吹きはじめてます。
ボディビルダーみたいに筋肉が付き過ぎるのは嫌だという人は、フィジークボディを目指してみるのはいかかでしょうか?
やっぱりバキバキの腹筋は大事ですね。